良太郎節

さても満座の皆様へ
ようこそおいで下さいました
高い所で恐縮ですが
杉良節にのせまして
ひとこと挨拶申し上げます

港・神戸の産声で
波と汽笛が 子守歌
末は船乗り 夢みたが
歌にひかれて この世界
だけど世の中 甘くない
花の咲かない 毎日で
目指すスターは ハァ ゆめの夢

いつか芝居と二本道
これも習ったわけじゃない
一匹狼 行く道は
汗と意地とで 体当り
からだ傷つけ 身につけた

歌と芝居は この命
男一匹 かけた道
ならば死ぬのも 生きるのも
奈落の上の この舞台
つっぱり野郎と言われても
つっぱらなければ 生きられない
雨の振る日も ハァ 晴れた日も
皆さんあっての 良太郎
ともに心を 結び合い
一緒に手拍子 打ちながら
今日も楽しく 過ごしましょう
どうぞ よろしく 頼みます
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