歌は夜空に消えてゆく

燃え尽きて
一日を道連れに
太陽が死ぬ時
雲さえ泣いている

今の今迄生きて来た
何がどうやらやって来て
歌は夜空に消えてゆく

夕焼けよ
この俺も連れて行け
背中に手を振る
笑顔の淋しさ

行こか戻ろか路地裏を
何が何やらやって来て
歌は夜空に消えてゆく

『明日また、陽が昇るなら、
笑えるさ。
笑ってみせるさ。』

何を儚む事があろう
何を失うものがあろう

歌は夜空に消えてゆく
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