汐風の贈りもの

夏の終わりの夕暮れは どこか淋しい
特別な 今日だけは 君と過ごしたい

波が打ち寄せる 君は黙り込む
一つ大人になる 淋しさ 僕も分かるけど

汐風 揺れてる 夏服の衿 陽に焼けた肩
どこか違う 横顔 僕はこのまま 黙って見ていたい

変って行くのは 君だけじゃないよ
二人 巡り会う 季節の中の一ページ

貝がら 集めて 夢の鎖でつなぎ合わせて
心 込めて送るよ 一つの大人の 君が生まれた日に

汐風 揺れてる 優しい髪に 触れてもいいね
そして 頬に 口づけ 一つ大人の君が生まれた日に

「Happy birth day to you...」
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