霞んだ冬の向こうに、、、

この雪が散れば 貴方はまた
遠いあの街に 消えて行く

灯火を眼で追えば その向こうに
薄闇の 影は途絶え 跡形も無く

季節が巡れば 日々を教えて
霞んだ冬の向こう 貴方を待ち続けて

凍てつく夜空に 貴方はまた
浮かんでみせては 消えて行く

言の葉を紡ぎ出す この筆先
違えれば滲む色に 貴方を重ね

季節が巡れば 日々を教えて
霞んだ冬の向こう 貴方を待ち続けて

季節が巡れば 日々を教えて
霞んだ冬の向こう 貴方を待ち続けて

思えば幾年月の 景色が過ぎ去り
霞んだ冬の向こう 貴方を待ち続けて
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