サムライ街道

一度男に 生まれたからにゃ
何かやらなきゃ もったいないぜ
前にはだかる 艱難辛苦(かんなんしんく)
そこどけ そこどけ 男が通る
度胸免状の おれがゆく

だれもわかっちゃ くれないだろう
おれの心の いちずな夢を
いいじゃないかと 西空みれば
まっかに まっかに 夕陽がもえる
明日へ 明日へと 血がたぎる

ひとに言えない 悩みや傷が
こんなおれにも 山ほどあるさ
肩で風切る サムライ街道
そこどけ そこどけ 男が通る
ちょっぴり涙も つれて行く
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