水中バギー

海底で僕は砂を蹴り 青い闇 その先を急ぐ
ため込んだ宿題をトランクに詰めて

行く手はでこぼこ道 でもぼくらのバギーはご機嫌さ
目的は城の地図 時間は迫ってる

奇天烈なアイツの話のなかの
言葉どおり 世界は変わる
南極の氷を溶かす王様の
望みどおり 世界が終わる

どうすればいいのか分からないまま 先へ先へと

生物が海を離れ 今、連想ゲームを繰り返す
あの頃の面影が水面に浮かんでる

わがままな性格の水中バギー
無理をしてヒートする
迂回する魚たちは横目で
笑っている 呆れている

潮の流れにうまく乗れずに しょげているのさ

変わらない星が浮かぶ 紀元前の夜は今も続く
陸地では人々が僕らを忘れてる
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