hymn

今宵 月が
その総てを見ていた
笑いましょう 何時ものよう

染み付けて欲しいのは あなたの匂い
血と闇を掻き分けて 入らせてあげる

声を殺し 強く深く
疼く思考 抉る様に

愛しい あなた
躯を重ねあわせ
やがて二人 ひとつへと

沢山の隠し事 暴きたいなら
沢山の秘密事 触れてみたいなら

掴まえなさい 直ぐに
終末の名の夢は
既に 忍び寄りつつあるの

燃える様な 痛みでさえも
悦んで 受け入れるから

嗚呼 神を崇め 歌を 歌え
嗚呼 神を崇め 夢を 語れ
嗚呼 神を崇め 狂い 踊れ
嗚呼 神を崇め 生命 捧げ
嗚呼 神を崇め 友を 壊せ
嗚呼 神を崇め 己れ 壊せ
嗚呼 神を崇め 世界 壊せ
嗚呼 我崇めよ 世界 全て

讃えましょう 狂気を歌い上げて
遊びましょう 掌の上で さあ

訪れる その日まで
今は嗤いましょう
総てを知る 月の光のもとで
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