リフレイン

まばたきより短い夜更かしに
強い日差しで気づくある朝
ほんの風の囁きで 旅に出る

始発のホームはまだガラガラ
僕の鼻歌もやけに響く
ずっと忘れてたことのリフレイン

そう 電車に揺られ知らない場所で目覚める頃
やっぱり君を思い出す

もう 乾いた空に 美しく並ぶ city light
僕は突然苦しくなる

過ぎる景色に思いを馳せる
戻ることない過去の出来事
ほんの風の囁きで舞い上がる

気付けば喉はずっとカラカラ
お茶でもと取り出した財布の
中で君の笑顔のリフレイン

そう 帰る頃にはいつもと同じ君がいて
ぼくらはきっと見つめ合う

もう分らないこと 恐れないよ
二人で一つずつゆっくりほどいていこう

死んだように長いまどろみに
君の声で目覚めたある朝
僕の中に新しいリフレイン
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