秋の気配

通り雨があと少し続いたら
君への想い伝えられたのに

小さな傘に肩をぬらして
君と歩いた夏を見つめてる 海の向こう

どうして どうして切なくなるんだろう
伸びた髪揺らす風はいつの間にか秋の気配

まぶしかった泥だらけの背番号
声嗄らして信じたあの夢

大きな背中ふるわせ泣いた
君にかける言葉を今もまだ探してる

どうして どうして寂しくなるんだろう
帰り道 夕日に染まるこの心

どうして どうして切なくなるんだろう
伸びた髪揺らす風はいつの間にか秋の気配
×