帰りゃんせ

しぐれの音に 目が覚めて
手探り隣りに あなたはいない
過去を断ち切り このおれと
生きていこうと 口説いたひとよ
どこにいる どこにいる
も一度わたしに 帰りゃんせ

つくして惚れた その姿
しあわせ笑顔と 云われてみたい
明日に望みを もてるのに
愛がはぐれて 迷っているの
好きなのよ 好きなのよ
も一度わたしに 帰りゃんせ

冬の寒さに 耐えたなら
桜の春が 待っている
強くなります 花のように
女心の 一途な夢よ
どこにいる どこにいる
も一度わたしに 帰りゃんせ
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