シンシア

白く生まれたての風 少し早い朝の街
君は僕の右腕を やさしく掴んだ

闇に包まれ凍えながら 必死に探し続けて
広すぎるこの空の下で 僕ら二人出会った

薄いベールを重ねた 淡く光る朝の街
君は僕の右肩に 頭を預けた

あふれるほどの雑音の中 必死に耳を澄ませて
広すぎるこの空の下で 僕ら二人呼び合う

荒れ果てていた僕の世界が 穏やかに静まり
君の声がいつも聴こえる
それだけでいいよ

闇に包まれ凍えながら 必死に探し続けて
広すぎるこの空の下で 僕らは そう 出会えた

あふれるほどの雑音の中 必死に耳を澄ませて
広すぎるこの空の下で 僕ら二人呼び合う
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