秘密の風景

黄色い空眺めて驚いた

世界はキラキラと燃えていた

ゆるやかな坂道駆け降りた

ためらいはいつしか消えていた

洗いざらしの夕陽を浴びて

あてもなく列車に飛び乗った

やりきれない時は
邪魔されないように
秘密の風景が見える場所まで行こうよ

互い違いに伸びた菜の花が

思い思いの風に揺れていた

少年時代見たはずだった

けれどいつの間にか忘れてた

止まらない時は
だらしのない僕を
どこまでも押し流して行くよ

やりきれない時は
邪魔されないように
秘密の風景が見える場所まで行こうよ
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