流星群

燃え尽きて消える星達を 受け止める夜だから
儚くもどこか美しく 言葉一ついらない
胸に留めた記憶達も いつかなくなるのなら
群青の空へとばらまいて 綺麗に燃やしてくれ

あの日届かなかった夢のひとかけらに
今僕のこの右手は触れられるのかと
眠れない真夜中を埋め尽くす 悩み 悲しみ 切なさ 孤独も
この星空に飛ばして

月の光も気付かせない 流れる星の群れは
溢れ出す涙の中にも 静かに流れてゆく
もしもこの夜が色褪せて 思い出になるのなら
今だけは夜空を見上げて 夢を描き続けよう

燃え尽きて消える星達を 受け止める夜だから
儚くもどこか美しく 言葉一ついらない
胸に留めた記憶達も いつかなくなるのなら
群青の空へとばらまいて 綺麗に燃やしてくれ

砕け散る最後の光を 見逃さないようにと
無意識に伸ばした右手は ほのかに輝いてた
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