風にフォロースルー

たしかあの時も
こんな空の下で
何かを考えようと
遠くを見ていた

気がつくと
いつものように
あの風が
吹いていた

そして

言葉に出来ないぼくの気持ちを
風が包んで運んで消えた

なんとなく
ささやきかける
この感じ
忘れない

そして

言葉に出来ないぼくの気持ちを
風が包んで運んで消える

そして

言葉に出来ない僕の夢を
風にたくして空へ飛ばそう

だから、このままいつまでも
かわらない声を聞かせて
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