約束

まだ、誰も知らない
揺らぐ心の行き先
君の髪をそっと撫でる
何かを確かめたくて

心 (大事だと)
映し出す (想うほど)
鏡を (真実は)
覗けば (遠ざかる)
愛しい姿が消えてく

僕ら愛を重ね合って
約束を交わした
他の誰も踏み込めない
二人だけの場所で
だけど君は綺麗になる
僕のいない場所で
僕はなぜか 目を閉じて
気付かないフリをした
…痛むから

まだ、誰も知らない
この迷いの向かう先
長い睫 瞬きして
その瞳 誰を見るの?

声を (何気ない)
聞きたくて (相槌も)
君の名 (他愛無い)
を呼ぶよ (会話でも)
近くにいるよな気がして

僕ら愛を重ね合って
約束を交わした
他の誰も踏み込めない
二人だけの場所で
だけど僕が微笑む度
愛を囁く度
君はなぜか 目を閉じて
息を飲み込んだのは
…痛むから?

化粧を落とす 鏡越し
視線が教えていた
こころのゆくえ
知る事は
全てを失う事なんだと

僕ら愛を重ね合って
約束を交わした
他の誰も踏み込めない
二人だけの場所で
だけど君は綺麗になる
僕のいない場所で
僕は今日も 目を閉じて
気付かないフリをする
…痛むから
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