fragment blue

かわいた朝に輝く
空と風と海の青

過ぎて行った時の中
眠る記憶
映し出す鏡となる

どこまでも駆ける矢のように
光る 揺れる想い
打ち寄せる波は幾千の
新しい出会いを運びつづけ
また消え去る

ひととき雲がさえぎり
刻まれた時は止まり
海は青さを増しながら
季節の巡りを告げる

同じ色は二度とない
胸の底に
横たわり波紋となる

いつかどこかですれ違った
遠い深い想い
この手を高く差し延べたら
届くほど近くに見えるから
追いはしない

どこまでも駆ける矢のように
光る 揺れる想い
打ち寄せる波は幾千の
新しい出会いを運びつづけ
また消え去る

かわいた朝に輝く
空と風と海の青
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