真昼の夢の恋人たち

まるで時間が 止まりかけてる
そんな午後の街 長くて短い
恋のすべてを 読み返す君は

悲しみに 微笑んで
優しく手を差し伸べる

涙枯れるほどに 泣いた日のことも
命よりも 大切だった幻も
ひとつひとつ 心のペ−ジをめくれば
時計がまた動くまで 君は 真昼の夢の恋人

「占い過ぎで 色褪せた夢」
なんて独り言 君はため息
それでもどこかに 眠る思い出は

寂しくても 微笑んで
優しく聞かせてくれる

何もかも忘れてた あの日の二人のこと
「夢じゃない」と 確かめたこと 愛したこと
ひとつひとつ 心のペ−ジをめくれば
ほんの少し悲しいけど 君は 真昼の夢の恋人
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