背中越しの笑顔

キレイに晴れた空を見ると心が痛む
また次に降る雨を思ってしまうから
こんなにつらいならば いっそ“ココロ”なんていらないよ
それでも大好きな君の真っ直ぐな笑顔は きっと忘れられない

近いほど嬉しかった距離 心が離れた今では胸を締め付ける

背中越しに笑う君のこと思う 日々慣れてく胸の痛み抱え
逢いたくなる夜に いつも雨が降る
流れる涙 そっと包み隠すように…

教室の中 窓際特等席でも
君の後ろじゃ 大きな背中見てられない
あの娘の前でいつも どんな顔して笑っているの?
それともあたしが見たことない真剣な瞳(め)で見つめ話してるのかな…

窓の外見あげた空に泳ぐ雲見てもなぜだろう?君が離れない

少し伸びた髪を触り振り返る
目が合うだけで 何も手につかない
好きになるってことが こんなに苦しいと
知らずにいた 君に出逢う前のあたし

背中越しの君が 笑う度
少し揺れる肩の先にあの娘がいる
優しく降る雨に 包み込んだ思い
届けられる今なら大好きな君に
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