ユニコーン

いつか君が 年をとって
またぼくに 会いたくなったら
君が歌った この歌を
また口ずさんでね

君がどんなに
遠くに いても
ぼくには君が
わかるはずさ
ぼくは昔君の
心にいたんだもの

いつか君が 若かったとき
君はこの歌を 歌ってくれた
狭いアパートの 台所
ピアノを弾きながら

君から生まれた ぼくは
ユニコーンだよ
若い涙は
強い角になったよ
君から生まれて
孤独を知ったよ

音のない世界で
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