ゆかり

久しぶりに夢を見た
生まれたころに住んでた家
そこにはなぜか昔の友達と
今の友達、そして君がいた

父のピアノと母の歌と
はしゃぐ彼らと微笑む君
初めてなのに懐かしいその光景
「すべて失いたくない」と思った

ひとりふたり出会いはつながり
ひとつふたつ別れを数える
記憶をたどれば答は遥か彼方から
(眩い新たな光に包まれた君)

蕾のころから結ばれてた
強いさだめ胸をさすよ
(産まれる前からずっと)

愛が産まれた、花開いた
喜びの産声をあげよう
(産まれた愛の名を呼ぼう)

この世で一番愛しい君と
この世で一番新しい命よ
溢れる幸せを心から感謝したい
人として
縁りあるすべての人々に
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