Memory -夏色の宝物-

田舎道 雲一つない 青い空の下で
柄にもなく 言ってくれたね
「俺らはずっと一緒だよ」と

単純だし 短気で 喧嘩っ早いし
不器用な人だったけど
思い切り笑った 無垢な笑顔は
太陽より眩しかった

今年の夏も相変わらず
あなたが香る風が吹くよ
二人でじゃれあったあの日々は
夏色の宝物

海の帰り コンビニで買った
小さな花火セット
「一緒にしよう」そう言ったきり
何度も夏は巡った

飽きっぽいし 面倒くさがりやだし
気分屋な人だったけど
守れない約束 しない人だった
今 空に光る あなた

向日葵のように真っ直ぐ
あなただけを見つめていたよ
果たせなかった約束さえも
夏色の宝物

思い出の中のあなたに触れ
その温もりに涙する
大丈夫 もうちゃんと笑えるよ

今年の夏も相変わらず
あなたが香る風が吹くよ
二人でじゃれあったあの日々は
夏色の宝物
向日葵のように真っ直ぐ
あなただけを見つめていたよ
果たせなかった約束さえも
夏色の宝物
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