さんぽ

冷たい風が街を抜けてゆく 少し淋しいブルーな日曜
さっきまで降ってた 雨の匂いが 私の心をうるおしてゆく

いつもの通りを のんびり歩く 近所の窓から三線の音色
「安里屋ユンタ」私もわかる メロディに合わせて 口笛を吹く

雲の切れ間から零れる光 気持ちいいから 深呼吸する
道ゆく人が 笑って見てる 私も笑ってあいさつをする
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