7月7日

もう 逢えないと思ったよ
あきらめて 歩きかけたとき
きみが 行き過ぎる人混みの
向こう側 ぼくをまっすぐ
見つめてた

もしきみと はぐれたら
ここで待つと言った
7月7日の夜に

いつでもきみがいた
逢えなくなればなるほど
どこかにきみがいた
あの日から どんな恋をしても

ねぇ ぎこちなく向きあうと
うつむいて きみはそっと手を
あずけたね

指先が触れあって
ぼくはその時きみに
はじめて触れた気がした

いつでもきみがいた
逢えなくなればなるほど
なにかを探してた
心を埋めてくれるもの
忘れたふりをした
大切な きみの微笑みも

ここで待つと言った
7月7日の夜に

心にかかってる
見えない雲を払って
願いは星になり めぐり逢う

いつでもきみがいた
逢えなくなればなるほど
必ず きみがいた
離れていればいるほど
いつでもきみがいた
ぼくだけを照らす星のように
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