ツアーメン~バイトのシフトに入れない~

眠気と戦って トラックに煽られて
ぼくはハンドルをギュッと握り締めた
夢を掴むような そんな強さで
町から町ヘ ツアーは続いてく
ハンニュウリハホンバンハンシュツウチアゲ
同じ一日など一日もないのさ
退屈な町などどこにもないのさ 走るのさ

ぼくらが行くこの道は 言わば終わりのない旅であって
帰り道なんてそんなのはないのさ
それがどんな小さくても 確かな足跡を残すのさ

星空は時々 孤独を連れてくる
小倉がアクセルをグッと踏み込んだ
少しの不安を 振り払うように

盛り上がっても たまにすべっても 人がいなくても
無駄な一日など一日もないのさ 走るのさ

ぼくらが行くこの道は 言わば終わりのない旅であって
帰り道なんてそんなのはないのさ
それがどんな小さくても 確かな足跡を残すのさ
ぼくらが行くこの道は 言わば答えのない旅であって
ゴールなんてそんなのもないのさ
いつかぼくら くたばった時も 誰かの鼻歌で生きてたいのさ
そのための一歩を刻むのさ
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