青い旅人

人知れぬぶどう畑に ゆく夏の影を求めて
もう一度生きてみようと 道だけを探しに来たよ

青銅の裸像を抱きしめるように
あなたの冷たさを胸が覚えてる

みつばちが風に舞ってる 手を出せばさされるけど
もう一度夢に向かって このうでをさしのべたくて

青銅の時代を渡る旅人は
ありったけのやさしい瞳をしてるさ

人生を知り尽くしたと 笑うのは思い違いさ
峠へとつづれおれてる 山道の先は見えない

青銅の時代を渡る旅人は
ありったけのやさしい瞳をしてるさ
ありったけのやさしい瞳をしてるさ
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