虹が出たなら

僕は何もあげられないから
一日中 君の顔 きれいにみがいてあげる

ある朝 君が死んで一人ぼっちになっても
花のベッドですりきれるまで
毎日みがいてあげる

年寄りが泣いている
子供たちがおびえてる
信じられるものが ひとつふたつ
僕らをとり残しても

虹がでたなら 君の家まで
七色のままで とどけよう
×