歩行者天国

晴れた日には天国の真ん中で
つい君を探してる日曜日

あたたかい場所は僕を包んでくれるけど
でも君を隠してる空の下

鳴るはずのない携帯はつながりたくて離せない

たくさんの声が集まり去ってゆく
一つ一つに心が見え隠れ

話したい事がたくさんあるはずなのに
いざとなると言葉が出ないから

頭の中で描いてる笑いかけてる君の姿

夕暮れ時にさまようオレンジ裏通り
たくさんの物たち

色とりどりの世界 比べてしまうさみしさに
消えてしまう

変わり続ける時の中 変わらないものを探す
確かな事は「大好き」 その気持ちがあること

車が近づいて今日が終わりはじめても
まだ君と逢えそうな夜8時

ネオンが次々消えてく街の中で強がった心を置いてくよ
おぼつかない足取りで忙しくくぐる改札口

人の波に紛れて乗り込んだ電車の中
扉は閉まって

窓のホーム動き出し 離れてにじんでく
今日はさよなら

流れ続ける時の中 流される僕の身体
救われるのは「生きている」 この事実があること

色んなことがあるけれど それでもやっぱりここで
君とつながり続けれる そんな気がしているから

ずっとずっと心の中

輝いているこの街
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