moonchild'09

今日は早起をきして
部屋の片づけを久しぶりにしてみたら
見覚えのある表紙 昔も今も変わらない花柄模様
1ページをめくった時 止まってた時が風と共に動きだした
あの公園のベンチで仲良く笑う あなたの眼差しは若い

もう何年たったの?
別々の道歩み出した日から
髪も伸びてわたしも変わった
今なら この日記帳も最後まで読めるから

あなたをもう忘れたんだと今でも自分に言い聞かせる
そんな事を言ってる時点で忘れられてない

彼がいなくなってから
決まってあけていた時間も寝る前も
何をして過ごしていたら 良いかわからなくて
また 旅にでも出よう

あぁ初めてのドライブ
あなたにあげたガムのつつみ紙
記念だから残しておいたの
あの時別れてしまうなんて考えていなかった

あの時素直になってたら 今も二人でいたかな
わすれないガムの味は 今もずっと覚えてる

何年もたっているのに涙が溢れた
今なら言い訳でいっぱい
こんなにもう平気でいられたのに
いつのまにか靴をはいて歩き出した
嘘はつけなくて

何気ない笑顔でごまかして 潰れる胸の中痛い
夕映え街のベンチで今 ずっと待っている
振り返る遊びはもうやめて 明日の太陽見つめよう
変わらないあなたと日記帳 大切にしよう
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