一瞬と永遠

始めからわかってた
こうなる事ぐらい
気が付けば檻の中
ホントの言葉を
探している? 探している
自業自得なんでしょ?
わかっている? わかっている
今僕は 独りだよ

頼りない空の下で泣いた
全てが崩れる程に泣いた
嘘つきな僕と悲しい声があった
壊したい壁がここにあった
「情けない僕」も壊したくて
曇りガラスの向こうで
身体に刻むよ
痛い痛い落書き

大袈裟に降る雨が
窓を叩いてる
悲しげな君の目を
包める言葉を
探している? 探している
自業自得なんでしょ?
わかっている? わかっている
今僕は無力だよ

「情けないね」って僕が言った
君から言われる前に言った
忘れたい? 忘れない
悲しい声になった
偽りの呪文唱えたって
全ては見せてくれなかったんだ
曇りガラスのようで
聞こえてきたのは
「痛いの痛いの飛んで行け」

忘れられない一瞬は
心の中で永遠になる
ねえ、そうだろう?

頼りない空の下誓った
全て受け入れる強さを知った
悔しい思いが勇者を描いたんだ
「情けない僕」はもう居ないよ
印したんだ 忘れないように
曇りガラスの向こうで
身体に刻んだ
「痛い痛い落書き」
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