蒼い夜

窓をたたく雨音 変わる季節を告げてる
ほどいた髪を震わす うつろに漏らすため息
失くした恋の痛みを
ごまかす様に 今日を過ごしても
隠せない弱さが こぼれ落ちそうな
蒼い夜が怖いの

ふと漂うあなたの 香りに心が乱れて
聞きわけなくあふれる 記憶に引き戻されるの
まるで何もなかった様
時はいつも流れるけれど
どんなに眩しい朝の光が
この部屋を染めても
あなたの愛より欲しいものなど
何ひとつないの

今ならば もっと上手に
あなたの事を 愛せたでしょう

どんなに眩しい朝の光が
この部屋を染めても
あなたの愛より欲しいものなど
もう何もないの
あなたの愛より…
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