さよならレインボウ

あの人がさよならを 空の虹で描いた
僕はまだ途方にくれたまま彼方を見た
時を巻き戻して もう一度 会いたいな
夜の少し手前でたなびく 紅雲

強く強く想い馳せれば この胸が 痛い
かけてくれた一言一言の まだ側に いたいよ

下らぬ冗談でさえ 眩し過ぎる思い出
愛しあってるかい そんな言葉が耳にへばりついたまま

雨あがる空の七色を 忘れたり しない
それは自由の在処のゲート どこまでもゆこうよ

あの人がさよならを 空の虹で描いた
友よ 少しずつ 少しずつ その彼方へ近づこう
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