哀しみはきっと

心だけは 捨てないよ
これが終わりだとしても 誰にも思い出とか希望は奪えない

手を重ねた時の 温もりをイメージして
辛い時ほどほら 笑ってみせるよ

いつも僕は 嫌な事一つで 良かった事全部を忘れてしまいそうになるけれど
少しずつ強くもなって 想いを 想いを

立てない程の哀しみが 僕を選んだとしても
誰かが この運命のクジを背負うなら
僕は 避けて生きるだけの人になりたくない
辛いのは分かってるけど 明日笑えるように

運命のこよりは 巡るゲームのように
ふられたサイにほら 人は当てられた運命(みち) 辿って行く

この目に映る全ての物は 奪われたり無くしたりするけれど
君がくれた言葉だけは 誰にも奪えない

何も見えない暗闇の 愛が消えた夜には
眠りにつく前に 君を思い出す
明日君と一緒に見た 雲を探しに行こう
無理なのも分かってるけど 今日よりちょっとは進むために

素敵なものにでも どんなに辛くても いちいち憂いていられない時代で
楽は直ぐ過ぎ去り 辛い時の方が永く感じる 嫌な相対性理論の中で過ごす

空を眺め ゆっくりと浮かぶ はぐれ雲を見て
いつかの僕みたいだね 君の声探してるよ

サヨナラは言わないことにしよう これが終わりだとしても
自分でさえ 希望とか心とかって奪えない
一日が終わり眠る前に 明日あえるかな?とか
無理なのも分かってるけど 愛の住む心のど真ん中は
誰にも奪えないから 明日を笑って迎えるために

ふわふわ はぐれ雲が僕の憂鬱と共に流れて行く
同じ雲に また誰かが「自分みたい…」って重ねるのだろう
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