STARS

やわらかく甘く月明かり揺れた夜
行き場失くしてた真実を照らしてる

抱き合うとすり抜けてた希い
信じているチカラなら果てない
死ぬまで在(い)れるなら

あなたのその背中 翼あるなら
何処へ行くの? 無数の光 引き連れて
そっと優しく触れていても消え去る奇跡
忘却れられないわ 肩よせては眺めた宝石(ほし)

うねる時空(とき)の波 藍色の空描く
首すじかすめて夜風すら立ち迷う

軽やかに誰かが踊りだす
しなやかに心が騒ぎだす
いつしか頬緩んでいく

もう還らない時代(ひび)に別離告げたよ
月が言った“ふたりはまだ途中だよ”と
秘めた虚しさや痛みが暁に溶け
微笑(わら)えるのならば 流れた星惜しくはない
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