天使

聞きわけのない 孤独が走り出した
もうここにも いられないって感じて
頭上を舞う ぼくの天使は
それが生きる道だって言った

心がもう何を望んでいるの
サーチライトは海の中で
溺れてる 光

静かな夜に似合わない
君の思い出が
遠く近くで声をあげて飛んだ
ぼくらは いっそ それぞれの星になろうか
ぼくは君のもの

白い情熱が 燃えたらどうなるんだ?
空を数えるみたいな 寂しさは
なくせばいい 君の天使は
それも生きる道だって言うよ

見えなくなったものはまた見えるのかな
今日の隅に置いて
隠したいだけなのかな

回り続ける 時の音が
聴こえてくるよ
選ぶ自由も楽じゃないんだな
君には いっそ 全てのものを差し出して
しまったっていい
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