二十歳のころ

二十歳になったら そっと私に教えてよ
昨日の心は死んで戻らないって囁いて

どんな朝が来るの きっと起こしてね
今日は五月雨の中 揺れる花を見ながら

さよならの歌 唇に乗せる
今はただ ちょっとだけ うつろっていたい
うす紫色の雲のように

二十歳になったら もっとずっと近づいて
多分愛し合ったりして 涙したりするんだろう

二十歳になるとき そっと連れて行きたいわ
あの子犬の人形も 連れて行ってあげたい

さよならの唄 唇に乗せる
今はただ ちょっとだけ うつろっていたい

いつだって夜と朝 太陽と海の間で
今日はただ ちょっとだけ うつろっていたい
うす紫色の花のように

ラ・ラ・ラ・ラ
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