ふるさと

目を閉じれば浮かんでくる
目を閉じれば聞こえてくる

夕焼けに染まる橋の上 雨上がりの匂いと
あの山の麓に掛かる 虹が大好きだった

その山の代わりに今では毎日見てる高層ビル
幼い頃眺めた景色が頭の中を横切る
あの頃はって切なくもなるでしょう でも夢追いかけて明日へと
向かってる途中たまには振り返っていいんじゃない

立ち止まって見上げた夕焼けの空
このまま帰ろうかな僕のふるさとに
母の胸に抱かれて眠る子供のように
優しく包み込んでくれるかい僕のふるさとよ

笑顔で暮れてゆく町の灯 温かい布団の中
永遠に広がっていく未来を いつも夢見ていた

気付いたら僕はずっと急ぎ足 ちょっと無理して背伸びをしたり
この街で今日も一人旅 寂しげに暮れる日の光
あの頃の僕だったら こんな未来をどう思うかな?
あの頃の僕にもう一度会いたいな

立ち止まって見上げた夕焼けの空
このまま帰ろうかな僕のふるさとに
母の胸に抱かれて眠る子供のように
優しく包み込んでくれるかい僕のふるさとよ

心に見えるあの風景は いつまでも変わらないよ
忘れそうな夢もそこでは まだ輝き続けている

立ち止まって見上げた夕焼けの空
このまま帰ろうかな僕のふるさとに
母の胸に抱かれて眠る子供のように
優しく包み込んでくれるかい僕のふるさとよ

ラララ…
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