夕暮れまで

心に秘めた 熱き思いを
伝える事も 出来ないままに
今日も一日が過ぎてゆくの
素直な気持ちが言えない

もう帰ろ 帰ろ
背中に赤い 秋の日を 受けながら
もう帰ろ 帰ろ
長い影法師 そっと寄り添ってみた

夕暮れまでが 二人の時間
茜に そよぐ 懐かしいとき
近くに居すぎて気付かないの
言葉の意味さえ変わった

もう帰ろ 帰ろ
何気なく言う いつもの言葉さえ
もう帰ろ 帰ろ
胸に突き刺さる まるでナイフのように

もう帰ろ 帰ろ
背中に赤い 秋の日を 受けながら
もう帰ろ 帰ろ
長い影法師 そっと寄り添ってみた
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