キミが好きだった夕日

アルバイトの帰りみち やけに夕日がキレイ
思わず足をとめて
そこにいないキミを見てた
キミとボクが笑っていたアパートが
涙の中でゆれている
せつないほどキレイ
キミとはじめて この丘で見た夕日ににてる

キミがいないこの街に 帰る意味などなくて
夕日が沈むまで
せめてキミの夢見させて
空気読めないお月さまが出しゃばって
キミが好きだった夕日の
オレンジをぬりつぶしてく
楽しかった ふたりの影も消えてゆく

キミはどこにいるの?
となりに誰かいるの?
同じ夕日を見てたの?
今も泣き虫なの?
忘れたほうがいいの?
忘れたくないよ
キミとはいつか会えるの?
笑えそうにないから
さよなら
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