「佇んだ夜を追い越して、何を探しに行こうか。
間隔を見極めながら、顔を伏せて誰に逢いに行こうか。
限られた自由だと知って、塞ぎ込んだ未来もあった。
いつか伝えられたら」と
広げ羽ばたいた また振りをする

君の姿を隠す様に街はざわついた
狭い部屋に窓辺の記憶と
僕の名前を忘れても

偶然の再会と曖昧な世界の果てまで
僕を連れ去ってくれないか
運命の空白をそよぐ風の便りに託して
繰り返す悲しみに舞った

途切れてしまった あの頃に見た景色は
褪せる事を知って 手の中に隠してある
あの橋を渡れば 君の住む街が見えてしまうから
通り過ぎるその度に前髪が揺れた

偶然の再会と曖昧な世界の果てまで
僕を抱き締めてくれないか
運命の空白に大袈裟に青で君を描き込んで
蘇る悲しみを待った

偶然の再会と曖昧な世界の果てまで
僕を連れ去ってくれないか
運命の空白をそよぐ風の便りに託して
繰り返す悲しみに舞った
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