モノクローム

夢を見てるように 軽く流れてく 時を惜しんで
誰もいないから 二人でいるのが とても映えるね
やがて暮れる 陽に追われて 家路急ぐ 人の群れを
遠ざけるために離れて 腰を下ろして

憧れて焦がれてた 震える肩 優しく撫でりゃ
さよならは ためらいが殺す
憧れて焦がれてた 許し合うのに
身を委ねてりゃ 腕時計 ため息が壊す

虹を見てるから カゲが薄れてく それがキレイで
言葉少なめに 二人でいるのは とてもダレるね
扉開けるので忘れた がらんどうの世界を今
遠ざけるために離れて 顔を閉ざして

憧れて焦がれてた 白い頬に くちびる寄せりゃ
さよならは ためらいが殺す
憧れて焦がれてた 隙間を埋めて 身を寄せあえりゃ
星空を ため息が染める

時計の針が 指し出しても 余計なものが 入り込んでも
さよならを もっと遠ざけて...

時計の針が 指し出しても 互いに 間違いであっても
さよならを もっと遠ざけて...

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