赤とんぼ

夕焼けが やけに目に沁みる
ビルの谷間の 赤とんぼ
なつかしい ふるさとが
まぶた閉じれば 浮かんでくるよ
帰りたいよ あの町へ
流れゆくあの雲に 乗って行きたいよ

夢だけは 今もこの胸に
抱いているのさ 人知れず
気にかかる 今もなお
幼馴染(おさななじみ)のあの娘(こ)の事が
しあわせなら それでいい
流れゆくあの雲を 何処で見てるやら

かんべんな 便り出しもせず
いつになるやら 帰る日は
達者かな おふくろは
親父カラオケ唄ってるかな
変わりないか 風邪ひくな
流れゆくあの雲に 祈るこの俺さ
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