木枯がやさしい夜

外は木枯さ窓ガラスが笑う寒い夜さ
ちょっとここに来て僕の話聞いて少し聞いて
君に不満があるわけじゃない
安らぐ毛布に包まれながら
愛する人が微笑んで見守る夜も
何か不安に思う

溶けた雪がまた凍り始めてゆく深い夜さ
テレビが終わったら冬の風を入れて少し入れて
君を縛っているわけじゃない
傷つけ合うのも時には愛さ
言葉ばかりの慰めは優しさじゃない
そうと分かっていても
外は木枯吹き荒れる夜
愛する気持ちに変わりはないし
二人こうして過すたび幸せだけど
何か不安に思う
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