City Lights Serenade

誰かの声が誰かの名前を呼ぶ
僕はひとりで
むらさきに暮れる街を
歩く

手を振って帰る人波はやがて
港町 燈す
早送りの日々は
繰り返す点滅
きみのいない寂しささえ
そっと 紛れさせて

星座みたいな
街の灯はそれぞれの
朝を信じて輝き
僕は僕へと帰る

どこかへと帰るカモメ達がいま
静けさを残す
この胸の不安を
消すのはもうきみじゃない
そうさ ほかの誰でもなく
きっと この手のひら

星座みたいな
街の灯はそれぞれの
朝を信じて
とても綺麗に輝く

City Lights Serenade
街の灯ひはそれぞれの
ああ
愛を信じて輝き
僕は僕へと
きみはきみへと帰る
ふたたびいつか出逢うまで
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