メロディー

木の葉が揺れる音さえも騒がしく感じる程の
慣れない夜の静けさは僕を孤独にさせる

いつでも伝えたいことはたったひとつのはずなのに
言葉を選べない僕はふとピアノに手をのばす

ねぇメロディー この想いをのせて
星空のはるか彼方 恋人の眠るあの街へ
ねぇメロディー もしも届くなら
そっと耳元に愛をささやいておくれよ

季節は二人の景色を置き去りにして巡るから
会えない夜が続くたびに僕を不安にさせる

いつか交わした約束を夢に見てきたはずなのに
時々恐くなる僕はまたピアノに手をのばす

ねぇメロディー この想いをのせて
星空のはるか彼方 恋人の眠るあの街へ
ねぇメロディー もしも届くなら
そっと耳元に愛をささやいておくれよ

ねぇメロディー この夜風に吹かれて
胸の奥にあふれるすべてを恋人の眠るあの街へ
ねぇメロディー もしも届くなら
そっと耳元に愛をささやいておくれよ

ねぇメロディー この夜霧を越えて
どんなに離れてても大切な恋人の眠るあの街へ
ねぇメロディー もしも届くなら
そっと耳元に愛をささやいておくれよ

変わらない愛をささやいておくれよ
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