100LIFE -hiki gatari version-

それなのにどうして 人は未来ごと
確認したりなんて しようのないことをして
かけ違った いつか。はじけたボタンが
散らばった。深い水槽のほとりで

まだ青い春をさすらうの
たった一人きり 地球の上…

目の前に見えない ふわり霧の中
大切にしてたもの どこか失くなった
手を離して。つよく飛び出した 君は
怖がりのやっぱり小さな小鳥で。

まだ青い春をさ迷うの
ほんとに一人かなあ 地球の裏側

ひびくクラクション
世界が止まった
あの日から全て見えたの
そんな気がしてた
100個の無意味な数字たちで
あの人の何をわかると云うの

なびく黒い髪
君と走った
あの日から全て見えたの
もう飛びたてる羽
100個の過ぎゆく窓を開けたら
あの人にはやく もう逢いにゆける
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