出会った頃のように

留守番電話だけの 会話がふえてきたね
また長い夜 はじまりそうで 空を見る

ガラスだらけの街は 傷つきやすいのかな
丈夫な心 陽気な未来 にじんでく

5分でもいいよ ちゃんと話してよ 今のあなたのこと

出会った頃のように 素直に手をのばして
寄り添えないのはなぜ? あなたがだんだん遠くなる
誰かを抱きしめても ぬくもりは知っている
あなた以外の何も 眠れない夜をとめられない

カラになった水槽 あなたはまだ知らない
大事にしても うまくいかないものがある

いらついてる横顔 それを最後にしないで
ぶっきらぼうな笑顔でいいよ 見せてほしい

言葉にしなくちゃ わからないことが 部屋じゅうにあふれる

出会った頃のように 声にならない声が
どうして届かないの? あなたがどんどん遠くなる
いろんなわずらわしさ 投げ出したくなるけど
いちばん会いたい人 それだけはまちがえたくない

たわいないことで 笑い合えた日が きっと助けにくる

出会った頃のように 素直に手をのばして
思いをぶつけあって なくせない二人になりたい
誰かを抱きしめても ぬくもりは知っている
あなた以外の何も 眠れない夜をとめられない
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