冬花火

中条きよし

冬花火

作詞:山口洋子
作曲:浜圭介
編曲:溝淵新一郎
発売日:2004/09/01
この曲の表示回数:21,979回

冬花火
夜更けのガラス窓を つたう雨は
別れた女の 泪に似てる
意味なく小指で あいあい傘を
かくのが 寂しいくせだった
不倫という名の 手荷物を
ふやしておまえは
どこにいる

このまま俺の側で ねむりたいと
逢うたびおまえは くちびるかんだ
炎えてる心を 裏切るような
ひやりとつめたい 肌のいろ
みれんという名の 途中駅
下りれば夜風が
呼びもどす

ショールに頬をうめて 歩きながら
死んでもいいわと ぽつりといった
季節と同じに 消えてく恋は
つかの間夢みた 冬花火
別離という名の 停車場に
いまでもいそうな
うしろ影

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