胡弓ならせば ランタンゆれる
ゆれるランタン 小さく赤く
すえは夜霧で すえは夜霧で
絶えだえに
胸の白菊花の しおれる頃は
消える黄包車 二度とは 逢えぬ
今日も四馬路に 今日も四馬路に
けむる雨
糸がふるえる 胡弓の糸が
すすり泣く音の 悲しく細く
遠い夜霧の 遠い夜霧の
あの中で
わかれゆく身は 儚く淡し
霧の上海 さよならならば
明日ははるかの 明日ははるかの
空の涯
ゆれるランタン 小さく赤く
すえは夜霧で すえは夜霧で
絶えだえに
胸の白菊花の しおれる頃は
消える黄包車 二度とは 逢えぬ
今日も四馬路に 今日も四馬路に
けむる雨
糸がふるえる 胡弓の糸が
すすり泣く音の 悲しく細く
遠い夜霧の 遠い夜霧の
あの中で
わかれゆく身は 儚く淡し
霧の上海 さよならならば
明日ははるかの 明日ははるかの
空の涯
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