1、からだ
うたを歌うための声だろう
演説するための声でなく
歌にすませるための耳だろう
何もかもを 聞き逃さないための耳ではなく
いとしい耳たぶをそっとなぞるための指だろう
おいつめるためにさす指ではなく
ただ ダンスのための手足だろう
何かにしがみつくための
武器を握るための手ではなく
かかえこむための膝ではなく
踏みつけるためのかかとでなく
空に立てた指に 風を感じるための皮膚だろう
花びらをうけとめるための両肩だろう
キスするためのくちびるだろう
キスされるための頬だろう
ひとつひとつが
まちがいなく役割どおりに使われて
はじめて 生かされるからだだろう
朝焼けを見るための あなたの瞳だろう
たとえどんなに この夜が長く続くとしても
2、ドモ アリガト
ようこそ いらっしゃいました
わたしたちの村に
わたしたちの村には 何もありません
ミクロボサツもセイボマリアもおられません
あるのは あの気前のいいおてんとサマと
はだかで暮らす わたしたちばかりデス
わたしたちの村では 1よりほかの数字は幻でス
魚も鳥も木も花も
持ち主がいないので
数えるテマがいらないのです
わたしたちの村の人は
ドラマチックな事件というのを おこしません
だから 退屈しないように
お芝居や音楽が おおはやりです
ああ ゲイジュツのスイジュンが高いのですねって
そのこと よく言われますけど
それ わたしたちの言葉になおすと 何になりまスカ
お祭りは にぎやかですよ
結婚式もお葬式も おおさわぎします
おめでとう おめでとうって
みなよろこびます
死んだ人に 会えなくなって寂しくないのかって
そりゃ 見えないのは寂しいでスけど
見えないだけだし
ほら そのうち また会えるからうれしいです
静かでしょ
ほんとは ここではあんまり しゃべらない
大声も出さない
最後に言いたいこと でスか
あなたに会えて とてもうれしい
ともだちになれて うれしい
シャシン 撮りますか はい チーズ
シャシン 見て わたしのこと思い出してくださいね
わたし 今日みたいな空の色の日は
かならず あなた 思い出せまスから とても うれしい
あなたに 会えて よかったです
ドモ アリガト
3、おはなし
なんかよう分からんもんが
ぽーんところがっとる
ぶわんぶわんのような
きらりきらりのような
犬はべつに吠えよらん
子らはちっともこわがらん
なめてみたりつついてみたり
あっはあっは笑ろうとる
海は変らずざんぶりこ
みかんはたわわにみかんいろ
やくたいもない変なもんが
ぽーんとあるのも人生じゃ
だんだんのどもかわきよる
だんだん星もめぐりよる
おどおどすんな皆の衆
うたを歌うための声だろう
演説するための声でなく
歌にすませるための耳だろう
何もかもを 聞き逃さないための耳ではなく
いとしい耳たぶをそっとなぞるための指だろう
おいつめるためにさす指ではなく
ただ ダンスのための手足だろう
何かにしがみつくための
武器を握るための手ではなく
かかえこむための膝ではなく
踏みつけるためのかかとでなく
空に立てた指に 風を感じるための皮膚だろう
花びらをうけとめるための両肩だろう
キスするためのくちびるだろう
キスされるための頬だろう
ひとつひとつが
まちがいなく役割どおりに使われて
はじめて 生かされるからだだろう
朝焼けを見るための あなたの瞳だろう
たとえどんなに この夜が長く続くとしても
2、ドモ アリガト
ようこそ いらっしゃいました
わたしたちの村に
わたしたちの村には 何もありません
ミクロボサツもセイボマリアもおられません
あるのは あの気前のいいおてんとサマと
はだかで暮らす わたしたちばかりデス
わたしたちの村では 1よりほかの数字は幻でス
魚も鳥も木も花も
持ち主がいないので
数えるテマがいらないのです
わたしたちの村の人は
ドラマチックな事件というのを おこしません
だから 退屈しないように
お芝居や音楽が おおはやりです
ああ ゲイジュツのスイジュンが高いのですねって
そのこと よく言われますけど
それ わたしたちの言葉になおすと 何になりまスカ
お祭りは にぎやかですよ
結婚式もお葬式も おおさわぎします
おめでとう おめでとうって
みなよろこびます
死んだ人に 会えなくなって寂しくないのかって
そりゃ 見えないのは寂しいでスけど
見えないだけだし
ほら そのうち また会えるからうれしいです
静かでしょ
ほんとは ここではあんまり しゃべらない
大声も出さない
最後に言いたいこと でスか
あなたに会えて とてもうれしい
ともだちになれて うれしい
シャシン 撮りますか はい チーズ
シャシン 見て わたしのこと思い出してくださいね
わたし 今日みたいな空の色の日は
かならず あなた 思い出せまスから とても うれしい
あなたに 会えて よかったです
ドモ アリガト
3、おはなし
なんかよう分からんもんが
ぽーんところがっとる
ぶわんぶわんのような
きらりきらりのような
犬はべつに吠えよらん
子らはちっともこわがらん
なめてみたりつついてみたり
あっはあっは笑ろうとる
海は変らずざんぶりこ
みかんはたわわにみかんいろ
やくたいもない変なもんが
ぽーんとあるのも人生じゃ
だんだんのどもかわきよる
だんだん星もめぐりよる
おどおどすんな皆の衆
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