昭和名残り唄

青戸健

昭和名残り唄

作詞:永井龍雲
作曲:永井龍雲
編曲:桜庭伸幸
発売日:2011/12/07
この曲の表示回数:30,921回

昭和名残り唄
ふと湧き出づる 哀しみは
演歌流しの 弾くギター
諦めきれずに 消え残る
昭和時代の 名残り唄
傘を開いて 待っていた
改札口で 雨ん中

薬缶(やかん)沸かして 啜(すす)り合う
インスタントの 粉珈琲
都会の片隅 忘られた
六畳一間の 鳥籠で
夢を黙って 聞いていた
炬燵布団(こたつぶとん)に 包(くる)まって

ふと込み上げる 切なさは
プラットホームの 解(ほつ)れ髪
心が潰れる 済まなさに
故郷(ふるさと)列車の ベルの音
窓を開いて 手を振った
涙笑顔で いつまでも

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